劇団美山 里美たかし座長 インタビュー

2014年8月20日、いつ来ても劇団員と座長の仲の良い、劇団美山さんの楽屋にお邪魔いたしました。

座員さんたちのいる楽屋で、終始笑い声の絶えない楽屋訪問インタビューとなりました。

念入りに仕込んだ舞台計画。
呉服座公演の舞台は「ヤバい」!?
8月から年末まで大阪・東京の劇場公演が続きます。楽しみに待たれているファンの皆さんへ、どのような気持ちで準備をされていますか?
僕なりにですけども、
一ヶ月、一ヶ月、照明や舞台装置にしても凄くなっていきます。
ヤバくなります、最後には舞台が仕上がります。
表にも舞台装置の箱がありましたが…
舞台装置にも手が入り、
さらに完成された公演になるということですね?
最終兵器は舞台装置です。
12月梅田呉服座公演では舞台装置の最終形態。
ヤバいことになります。舞台が動きます。
舞台中が動きます。
(腕を動かしながら)こうなるんです…

(舞台が動く様子を手振りで表現されている座長が伝えられないのが残念です。)

一気にはできないので、
ひと公演づつ完成させていきます。
劇団美山でしか観られないオリジナルの舞踊やお芝居も魅力です。
「この演目の為にスケジュールを組んだ」という
お客様もたくさんおられます。
また、演歌や最新の曲にとどまらない
「観ているだけで圧倒される」
独創的な舞踊も唯一無二だと感じます。

日常の些細なことからもインスピレーションを得られるとのことですが、最近の印象深いことなどはありましたか?
(少し考え込みながら)
印象深いこと…、逆に探しています。
ネタ、探しています。
僕がニヤケルと、虎次郎がビビります。

同じ楽屋におられた虎次郎さん、
急に話をふられてビビっておられました。

真剣な表情の里美たかし座長
真剣な表情の里美たかし座長
きれいに整頓された化粧道具
きれいに整頓された化粧道具
里美たかし(さとみ たかし)。福岡県出身、1985年生まれ。父・美山昇二郎の厳しい指導を受け、12歳で座長に就任(当時の最年少記録)。以降劇団美山の顔としてだけでなく、若手座長の会優魂会会長として、同世代のとりまとめにも活躍している。

劇団美山様の情報

大正時代に発祥した歴史のある劇団で、先代が藤山寛美によって
「美山昇二郎」の名をもらったことにより「劇団美山」となる。
現在は座長生活17年を数える里美たかし座長と、2011年に就任した
里美こうた若座長の二枚看板で活動している。


劇団美山公式サイト:http://gekidan-miyama.net/
 
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