むらさきJAPAN 藤むらさき座長・松月里江花若座長インタビュー

2014年11月23日、愛知県刈谷市の「サンヘルス さとの湯」で公演中の
むらさきJAPANさんの楽屋を訪れました。

今回は藤むらさき座長、初の女性座長さんへのインタビューとなります。
しかも松月里江花若座長、藤まなみ前座長と3人そろい踏みです。

午前中のあわただしい撮影後に、お昼のお食事をご用意していただき、
「(うどんが)伸びちゃう」と気にかけていただきながらのインタビューでしたが、
たっぷりと語っていただきました。

男と女を分けるのは
筆と鉛筆!?

むらさきJAPANさんが名古屋で公演されるのは珍しいですね

あちらこちらを旅をして、足利健康ランドで やってたんですよね。栃木県の。

そこのホームページで うちの劇団を見て、こちらの「さとの湯」さんが、三年前から「藤むらさきさん来てくれないか」って言ってくれてたんですけど、 なんせ遠い物でなかなかくる機会が無かったんですね。

それで三回もお断りさせていただいたんですけど、こちらでうけるかどうか分からないけど、一生懸命やらせてもらって、 藤むらさきの名前が皆さんに分かっていただければいいかなって そんな思いでやらさせていただきました。

今年の7月、磐城の方の大館村とか三カ所まわったんです。 原発事故で皆さん避難されてたんですけど、町長さんが 戻って来てほしいと言うことで、帰ってこられた方々に 観ていただいたんです。収益の方は復興に役立てていただく 事にさせていただきました。

女形とか、立役とか、化粧へのこだわりってありますか?

女手も色っぽく見せる化粧と、かわいらしく見せる化粧がありますね。 あと目は気をつけてるかな。

でもこの子は、どっちかっていうとかわいらしく見せる方をしている。 私の場合は男役で売ってるんで、男っていうのは背中で男を感じるんで、 私は、背中をアピールしています。背中で男を演じるんです。

この子はね、ほとんどのお客さんが男だろっていうんですよ。

女形は…色っぽさは無いんですけど(笑)目と口を観てほしい。

男だったら目をきりっとさせるとか、女だったらちょっと、目を垂らす感じで。

お化粧道具についてのこだわりは?

私たちあんまりアイシャドーとかつけないんですよ。でもやっぱり全ての面で グラデーションと言うかぼかしをつけるんです。色味はどういう風にきれいにぼかしていくのかって いうのがこだわりですね。

座長は鉛筆で眉毛を描くんですけど、うちは筆で紅を描いてるんです。

筆で描いてもいいんですけど、休憩の時間が15分しかないんで… それに鉛筆で描くと、
きりっと描けますしね。

私は逆に紅で描くのに慣れちゃって、鉛筆だと描きにくいんです。

鉛筆で描くことによって、男らしさが出るんですけど、筆で描くと女以上に 女っぽさが出るんです。

羽二重をつける藤むらさき座長
羽二重をつける
藤むらさき座長
鏡の中の藤むらさき座長すでに凛々しい男役の雰囲気が漂います。
鏡の中の藤むらさき座長
すでに凛々しい男役の雰囲気が漂います。
むらさきJAPANのテーマは
「絆」ひとつ。

衣装へのこだわりとか好きな物は?

派手!

やっぱり光り物で、グリーンとか白とか黒で、はっきりしてる物ですね。

派手系ですね。私は意外と地味系が好きなんですけど…

うちの劇団はね、派手なんですよ

お芝居がどうしても地味なもので、やっぱりそのギャップっていうか、 衣装を華やかにして。戦争のお芝居の後のショーに、華やかな衣装でぱっと出て行くとかいう。

移動が多いお仕事ですが、楽屋や整理整頓のこだわりはありますか?

私が化粧前を専門にやってるんですよ。わたしがみんな関係なしにえいってやってるんですよ。

これと言ったこだわりは無いんですけど、整理整頓だけはきちんとしとくように、 マニュアル化ってのをしてますね。

劇団の魅力はなんでしょうか?

見ての通りうちのは絆なんですよ。お芝居が。だから全て親子関係、兄弟関係。 そういう心が温まるお芝居なんです。で、全てお芝居は私が作ってるんです。 だからほかに無いんです。

同じ物は無い、オリジナルなんですね。

そうなんです。昔からやってるお芝居もありますけど、全てオリジナルで やらせてもらってます。跡はお客様の人生、半生を舞台でしてあげる、 それがうちが他の劇団さんと違う所です。

あと他の劇団さんではやってないと言うのが、戦争のお芝居なんです。 今、戦争から70年経って日本は平和です。でもそ戦争に亡くなった若者の人がいたから 今日本が幸せなんだって、そういう岸壁の母、九段の母、特攻の母 その三点がうちの売りなんです。

沖縄に散った特攻兵のお芝居、 そういうのを、本物の(衣装)をつけて演じるんです。そこが他の劇団さんとちがうところかな。

今は大衆演劇も幅広くなってます。うちも一つの物にこだわらず、踊りの方も 洋風、宝塚みたいなのもやって、日本舞踊もやって全て幅広くやってます。 でも、劇団のモットーは「絆」、それ一つにしているんです。

最後に、むらさきJAPANの公演を見たい、というお客様に一言おねがいします。

それと、お芝居という物は幕が開いた時点でお芝居ではなく、お客様が劇場に入った時点でお芝居が始まってるんで、 私たちのやり方っていうのは、お客様が入って来たら、全員の方にあいさつして、それからお芝居をやるんです。

できない時もたまにあるんですけど、誕生日とか特別な時にはプレゼントも差し上げています。

踊りは楽しんでやってるんですけど、お客様が喜んでくださると、張り切っちゃうんで(笑) 応援よろしくお願いいたします!

並んでメイクをする●むらさき座長と●松月里江花若座長。●何を話しておられるのでしょうか。
並んでメイクをする
むらさき座長と
松月里江花若座長。
何を話しておられるのでしょうか。
メイク完了!
メイク完了!

むらさきJAPAN様の情報

旧名「劇団 藤むらさき」創設から50年に及ぶ、一藤流宗家の宗家でもある、伝統ある劇団。「男性社会」の日本大衆演劇界では珍しい「女性座長の劇団」。一藤流とは、殿様に献上する物が無い農民達を見かね、お藤という娘が娘達を集めて踊りを舞い、殿様から「一刀流」ならぬ「一藤流」の名を貰ったことが始まりといわれる。伝統を越え、新たな華を咲かせる。
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